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この社長のから学べ!

紺田泰希

第4回
人生を楽しく生きる秘訣は~自分に惚れること だから“自分に惚れろ”ってことなんや!
  • 株式会社自分に惚れろ (居喰屋 自分に惚れろ)
  • 代表取締役 紺田泰希様
  • 所在地:愛知県名古屋市中区栄5-12-29東海伸銅ビル 1F
  • HP:http://ameblo.jp/jibunni-horero/

インタビュアー:加ト吉ちゃん

今から15年前のこと。当時34歳。事業に失敗し、死ぬことばかり考えていた時でした・・・

もうダメだ、死ぬしかない・・。

15年前の34歳の時、僕は建築の仕事をしていました。しかし事業に失敗。
・・・大阪の環状線を何周も何周も周り、残された絶望感とともに、ただただ、死ぬことだけを考えていました。
何時間も、何時間も、ボーっと・・。気付いたら半日以上も電車に揺られていました。僕と同じように暗い顔をした人もいれば、逆にキラキラ笑顔の人もいる。色々な人が目に入る。

なんであの人、顔は男前でもないのにイキイキしてるんやろ、ええ笑顔してるんやろ?あの人は笑ったらきっとえらい美人なのになんであんなにも暗い顔をしてるんやろ、と何人もの人をボーっと見ていました。

自分に惚れろ

“わかった!あの人は自分のこと好きだからあんないい笑顔をしているんや!逆にあの人は自分のこと嫌いだからあんな暗い顔してるんや!”
“人生を楽しく生きる秘訣は、自分に惚れること。つまり【自分に惚れろ】ってことなんや!!!!”
と、ストン、と降りてきたのです。このフレーズが。

そこで死ぬことを考えるのをやめ、活き活きとした気持ちで電車をおりました。
さっきまで死ぬことを考えていたのが、まるで嘘のように・・。

名古屋で身を埋めろ

記者「“自分に惚れた”紺田さんはその後どうしたんですか?」

その後は大阪で10年、建築のコンサルをやっていました。と、同時に、講演活動も行っていました。もちろん、「自分に惚れろ」講演です。

ある時、僕の講演を聞いたある人に、是非名古屋に来てほしい!と頼まれ、「1年くらい待ってくれたらな」と、冗談半分で言ったのですが、「あと半年」、「あと3カ月」と言う彼の真剣な眼差しに負け、2年間という約束で妻と子供を大阪に残し、単身、名古屋行きを決めました。

建築のコンサルとして名古屋に来てすぐ、オーナーさんの意向でテレビに出演しました。それをきっかけに、2年以上の仕事が僕のスケジュール帳を埋めました。
数々の現場に携わり、約束の2年を超えてようやく目途がたち、お別れの挨拶をしに行った先で言われた言葉は、僕の意志とは相反するものでした。
「名古屋で身を埋めろ。」

・・出資をしてやるから起業せよ~っとのことでした。

・・・・・じゃあやりましょか!

お前の会社の名前なら「自分に惚れろ」しかないでしょう~っと提案されたのでその通りに!そして事業内容は飲食のコンサル!飲食店を自分でやりながら飲食のわびさびを知って建築のコンサルで学んだことを掛け合わせた飲食のコンサルを、と。
講演活動、執筆活動、コンサル、居酒屋経営、人材育成の5つの柱で会社を起こすことにしました。

広告宣伝しない、サービスしない、そんな非常識な居酒屋を。

建築のコンサルをしながら、いろんなオーナーさんの店舗を見てきました。しかし、僕が携わった30軒中の7軒が閉店してしまったんですよ。大手コンサル会社の先生がアドバイスしているにもかかわらずですよ?そのコンサルタントとの先生の言葉を「違う、違う、小さな店がこの不景気にそんなメジャーな手法は無理や!なんで情報レベルのコンサルティングしかできへんねん!もっと思考レベルのコンサルティングをせな~アカンのに~!」と思って聞いていたんです。その時は言えない立場だったので・・・
みんな途方に暮れ、お店を閉めていくんですよ。建築でお世話になって飲みに行ったりしたあのオーナーさんたちが。夢に満ち溢れ、オープンした店を閉店させる時の悲壮さをこの目で見てきたので、辛かったですね・・。

だからこそ、つぶれない飲食店をつくれるコンサルになりたい。
建築のコンサルを含めながら、飲食全体を運営するコンサルになりたい。

そこで、僕が「居喰家 自分に惚れろ」をオープンさせて【非常識な13ケ条】にて経営し繁盛させて、その価値を証明して類稀なコンサルタントになってやろうと~デビュー前に居酒屋経営にチャレンジしたんです・・・有名なコンサルタントの先生が自ら居酒屋を経営した経験がありますか? ないでしょう!

【宣伝広告を一切無し】【サービスをしない】【クーポン券を発券しない】【不器用な接客しかしない】・・計13個。

これからまだまだ、景気は良くなるとは思えない中で、皆さん景気のいい時に成功した事例をやっている。だったらそれと逆の事をやればいいではないか、という想いがあるのです。

こんなに非常識なことをやっているのにうちに来てくれるお客さんは、この店が好きなんです。その答えは商品にこだわらずに、コンセプトを売っているから。
それに僕の感性でやってるから、僕の感性に合う人がくるんです。不特定多数が来てほしいという店づくりをしてしまうと、【誰にでも合うけど、誰にもフィットしない】店になってしまうんです・・。

お客様が店を選ぶなら、店もお客様を選んでもいいでしょう!

大切なのは“何を食うか”ではなく“誰と食うか”

普通の居酒屋はメニューを固定化し、壁に書いたりするけど、うちの壁には感謝の気持ちを込めて、スポンサー企業さんの名前を書いてあるんです。
さらに決まったメニューもないのです。メニューはお店が決めるものではなく、お客様が決めるものでしょう?腕の立つ板前がどうとか、どこどこ直産とか、メニューはどうでもいいんですよ。

大切なのは何を喰うかではなく、誰と喰うか。

さらにうちは、商品売らずにコンセプトを売ります。そのコンセプトは【夜の相談役】

一人で来店されるお客様は僕に何か話を聞いてほしいんや。友達でも同僚でもないただの“居酒屋のおやじ”だからなんでも言えるんや。

みんな悩みはある。けどそれを隠してみんな頑張ってるんや。普段は人とうまく付き合う為に自分を犠牲にしている。だから僕の所に来たら、とことんお付き合いするんですよ。

自分に惚れ続けていくために

記者「では、今回のテーマである紺田さんの“遊び”を教えてください」
遊び・・というとちょっと違うかもしれないけれど、あのどん底だった頃の経験を活かして、自分に惚れろ講演を日本各地で実施していることですね!

講演活動をすることによって、僕が人を元気にする。そしてその元気になった人を見ることによって、僕自身も元気になるんですね。
24時間365日、自分のこと好きな奴がいたらその奴はアホやと思うんだけど(笑)自分が自分に惚れろ!惚れろ!と言っているのに、(なんや俺。何やってるんや。ホントダメやな・・)と一瞬落ち込んだ時も、(あ、俺が「自分のこと好きになれ!好きになれ!言うてるのに、本人が自分のことダメ思っちゃアカンな~笑)と自分に優しくなれるし、自分を応援する気持ちが増幅されるんです。

日本各地で講演を開催して、他人様を元気にして自分も元気になっていくことが僕にとって最高の遊びですね。


このコンセプトが出来たときが一番落ち込んでいましたが、当時以上に苦しいことは未だかつて一度もありません。こういうときもあるある、と。止まない雨はない。病まない心もない。悩んで当たり前。暗い暗いトンネルをいつか抜け出して青空の下で人生を謳歌できるんです!

人生の最大の敵は自分のプライド、人生最高の武器は自分の欠点

記者「これからのビジョン、是非教えてください!」

55歳から塾を開きます。
「人望塾『自分に惚れろ』」
僕には5つの夢がありました。4つは実現し、それが最後の夢の1つです。

ここでは人間力、というか、人望力。“あんな人になりたいな”という“人に望まれるような人”になるための塾を開くのが夢です。
なんでかわからないけどあの人の周りには人がいる。あの人容姿もいいし仕事もできるけどなぜか人が集まらない。そういうその原因の明確な答えを知っているのです。  

■■人生の最大の敵は自分のプライド、人生最高の武器は自分の欠点■■

悲しい話、人間は、妬み、そねみ、僻みを持ってしまいがちな生き物。完璧な人間よりも、どこか自分より劣っている人間に手を差し伸べる習性があるんです。だからこそプライドで欠点を隠すよりも、欠点をさらけだし、それを武器に人の心に入り込めばいいのです。

その人望塾の準備は着々と進めています。もちろんこれも、宣伝をせず。山奥でわざわざやるんです。僕に会いたいな~と思って来てくれればいいのです。
ゆっくりと、時間を過ごす。一緒に御飯を喰い、酒を呑み、泊まり、わらぶきの家でゆっくりと朝まで語りあかすのです。

たった一度しかない人生!その人生の舞台の主役は自分。だから自分が自分に惚れずにいて、人に望まれるような人間になれるはずがない。

儲かってても儲かってなくても自分に惚れて~ワッハッハ!これが成功の秘訣です。あなたも騙されて自分に惚れて下さい。
自分に惚れるとは自信を持つこと、自信とは過去の自分との約束をどれだけ守ってこれたかである!
自分に惚れて、他人に惚れられて、それがやがて人望力につながっていくのです。

この信念で50年生きてきました。55歳で人望塾を開き、今度は50年間の恩返しで若い子達にこの想いを伝えていきたいんです。

編集後記
ものすごいパワー―を頂戴しました!!普通では考えられない“非常識なことをあえてやる”という発想にびっくり。でも、太い太い揺るがない芯がしっかり通っていて、本当に勉強になりました。

自分に惚れろに来れば笑顔になれること間違いなし!次の日顔の筋肉痛になることと、楽しすぎて終電なくなってしまうだろうということを覚悟して、みなさんご来店くださいッッ!

飲食経営のコンサルティングだけでなく、「人として」の在り方をも教えてくださる紺田さん。『成功する者の反対はチャレンジしない者』紺田さんのお言葉を胸に加藤も頑張ります!!
(インタビュアー:加ト吉ちゃん)